悪徳業者に備えて10

悪徳業者C、襲来

 

AとBに引き続き、Cがやってきた1

 

悪徳業者Bが来訪した数日後、今度はCがやってきた。1週間のうちにリフォーム業者が3人も訪ねてきて、毎回同じ場所の不具合を指摘するのだから、もはやほとんどコントだ。ここまで来ると、笑うしかない。鈍感な人でも、さすがに「何かおかしい」と思うんじゃないか?

Cの口上は以下のようなものだった。

「私、○○○というリフォーム会社の者でして、ただいまこの●●市●●地域限定のキャンペーンを行っています。通常に比べて非常にオトクにリフォームが出来るんですよ。ただしですね、当社としてもこのキャンペーンは出血サービスですから、多くの方が申し込まれると赤字になってしまうんです。隣の○○市ではこのキャンペーンが抽選になるほど盛況で、抽選から漏れてしまった方にお叱りを受けるような状態でして… そこで今回は早期にお申込み下さった方には確実にこのキャンペーンでリフォームできるようにご優待枠を設けました。私共もせっかくの機会ですから、すぐに工事した方が良さそうなお住まいを率先して選んでご案内している次第です。失礼ですが、こちらのお住まいを見させてもらったところ、屋根の瓦に気になった部分があったものですから、雨漏りに繋がってしまう前にぜひリフォームをと思いまして…(以下省略、というかうろ覚え&忘れた)」。

Aは「今日の営業はこの地域じゃないけど、たまたま瓦屋根の不具合を見つけたよ」だった。Bは「キャンペーンに先行して営業してたら、不具合を見つけたよ」だった。Cは「ただいまキャンペーン中」だ。よくまあ、いろいろと考えるものだ。キチンと時系列順になっているところは突っ込むべきところなのか、そうでないか迷うところだが。だいたい『たまたま屋根に不具合が発生』、『たまたまリフォーム会社の人がそれを発見する(発見しにくい場所なのに)』、そんでもって『たまたまオトクなキャンペーン中』って、そんなに都合がいいわけがない。自然な偶然か、不自然な偶然かは人間の捉え方に委ねられるが、それを「チャンス」と考えない方が怪我は少なくて済むだろう(ネガティブ&老婆心 続く)